貸与と返済率

当初の計画では、受給期間終了後に全受給金額の70%を返済してもらう予定でした。

返済することにより責任を持たせ、後輩の奨学生(人材)を育てるという意識を持ってもらうためです。しかし、ラオスにおいて奨学金といえば、そのほとんどが無償の奨学金のため返済義務のあるAMSA奨学金制度は敬遠されてしまい希望者がなかなか集まりませんでした。

そこで現在は、この問題を解決する為に返済率を20%に下げて運用しております。

援助漬け体質からの脱却を促す事と学生にとって有意義な奨学金である事を両立させた折衷案としてご理解ください。

 

展望

ラオスの首都、ビエンチャンの公立中高校において、去年10月から日本語が外国語の選択必修科目になり、中学1年生から授業が開始されました。実際には選択できる語学数が少ないので、ほぼ100%の学生達が日本語を学んでいます。

現在は首都ビエンチャンだけの試みですが、将来的にはラオス全国で中学1年生から必修科目として日本語を勉強する可能性が高くなりました。そこで今後は首都ビエンチャンだけではなく地方の日本語支援にも目を向けて行きたいと思っております。

また、ラオスにある日本企業は現在100社を超えております。これらの企業にこそ当NPOの趣旨を理解してもらい、日本語能力のあるラオス人の人材育成に協力していただけるよう呼び掛けて行こうと考えております。

 

提携校の紹介

第一期実施国ラオス:チャンパ日本語学校(Champa Japanese Language Center

ラオス・ビエンチャンでは一番古い(200210月開校)民間日本語学校です。

校長自身が非常に親日家でもあることから、協力をお願いしております。

 

20172月追記

2016年度からラオス南部の提携校となった「ラオス日本人材交流教育センター」は、ラオス南部で初めての民間日本語学校で、2014年に開校した新しい学校です。まだまだ小規模ですが、ラオス南部の日本語教育の拠点となりえる学校です。

ラオス南部は観光中心と考えられてきましたが、工業団地も作られ徐々に企業の誘致も進んでいます。

首都だけでなく、ラオス中部や南部で日本語教育が活発化することで、ラオス全体に日本語教育熱が広まり、当NPOの活動の意義が高まると考えております。